銀色の月の華に太陽を

恭弥が僕達のメンバーになってくれたおかげで部内1番人気になれた。

「いや~っ☆良かった良かった!!本当に向かうとこ敵無しやな~っ♪見ろ!恭弥が入ってから俺へのラブレターがいっきに増えたで!!」

「あたしも~。小6の時の倍になったよ!!全部恭弥のおかげよ!愛してるわリーダー」

恭弥はリーダーになった。理由は最年長だからという単純な考え。

「てゆーかさぁ、バンド名どーすんのー??」

「バンド名??そんなの適当につけりゃーいいじゃん。それか唯に作らせろ。」

「なんで俺なんッッ!?そーゆうめんどくさいのばっか俺に押し付けてッッ!!」

「いーじゃん!!唯って名前つけるの得意だし。ほら!犬の花道とか」

「そー。なら考えてきてね♪」

「犬と一緒にすんなッッ!!!お前らな~、一生担いでいくバンドの名前くらい全員で考えよーや!!」

「「「めんどくさーっ」」」
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