銀色の月の華に太陽を
「なんかセクシィな名前がいぃよね~っ。」
「え??エロスを求めちゃうの??下ネタに走るなら俺達にまかせろ。」
「………いや、下ネタにそこまでされても困るけど…。ほどほどならいぃんじゃない??」
「ほどほどになら『誘惑』とか『欲情』とか??」
「あ、なんかええな~。響きがエロいわ~。」
「あたしが後ででゆっくり誘惑してあげるわ唯そしたらあんたなんかイチコロよ」
「…………「「「それだっ☆」」」
「……えっ!?…なにが??」
「『誘惑』は決定だな。」
男子メンバーの頭の中では、璃乃の歌声は『誘惑』という表現がとてもよく当てはまっていた。
「なんかわかんないけど、『誘惑』の英語は??」
「唯、調べろ。」
「誘惑…誘惑…あ、あった。temptation、seduction、entice、seduce、tempt…」
「お、tempt…テイプトいいんじゃない??短いし!」