銀色の月の華に太陽を
「瑞稀まだ~??まじお腹空いたんだけど----っ!!!」
「誰のせいだッッ!?もとわといえば、お前がこんな土だか、なんだかわかんねぇもん作ったからだろーがッ!!少しは反省しろッッ!!!」
「………。」
璃乃は顔のわりに料理が苦手だった。
「ねぇ、ダーリンなに作ってるの??」
「ふわふわオムラーイス激うまだぞ。」
「きゃーありがとダーリンまじ愛してるわ----!!!」
俺はこの『愛してる』が冗談でもとても嬉しかった。
でも、多分それはみんな同じだ。
「フン、当たりまえだ。そこらへんのコックが作るより、俺のオムライスのが絶品だぞ。」
「ははっ、相変わらず、すごい自信だね。このナルシストめっ!」
「それはこれを食ってからも言えるかな??」
「いただきまーすっ☆…うまっまじウマい!!さすが瑞稀サマ!!天才!素敵!カッコイイ!!」