俺の恋愛【BL】
「ちょっ…マジ、で…やっ、やだ……」
途切れ途切れにしか言葉が出ない。
胸に愛撫を続けていた男が、愛撫を続けたまま俺を見上げると、クスリと笑った。
その直後、俺自身を包み込むように触れた。
「ばっ!触るなっ!やめろ!」
「でもこのままじゃ苦しいだろ?」
「いいっ!いいから触るなっ!」
「大丈夫だから。俺に任せて」
任せられるかっ!と頭の中で毒づいたものの、俺自身をギュッと握り込まれ、口から漏れたのは、
「うっ…うわぁぁぁぁぁっ!」
という叫び声だけだった。