音のない世界 ~もう戻らないこの瞬間~
1時間間くらいで点滴が終わり、その後に部屋のシャワーを浴びた。
それ程、広いわけじゃなかったけど……
5日振りのシャワーはサッパリ。
ベタベタな髪の毛もシャンプーを2回して、スッキリ。
いつもの真っ直ぐストレート。
「ん~~、両手が使えるってサイッコー!」
点滴も外れて自由に手が動かせる。
力だって前のように入るし、今だったらクッキーの袋を一人で開けられたかもしれない。
グワーーっとドライヤーで水が滴り落ちる髪を乾かし終えて、なんとなく……窓から景色を眺めてみた。
せっかく窓際のベットを使っているのに窓から景色ってあまり見なかったな。
なので、窓から頭を出して下の方に視線を向けてみた。
「おいっ、ちょっと待てよっ」
「お前、それ俺のだろ」
男子高校生かな?
自転車に乗って3人で左から右へ走っていった。
それ程、広いわけじゃなかったけど……
5日振りのシャワーはサッパリ。
ベタベタな髪の毛もシャンプーを2回して、スッキリ。
いつもの真っ直ぐストレート。
「ん~~、両手が使えるってサイッコー!」
点滴も外れて自由に手が動かせる。
力だって前のように入るし、今だったらクッキーの袋を一人で開けられたかもしれない。
グワーーっとドライヤーで水が滴り落ちる髪を乾かし終えて、なんとなく……窓から景色を眺めてみた。
せっかく窓際のベットを使っているのに窓から景色ってあまり見なかったな。
なので、窓から頭を出して下の方に視線を向けてみた。
「おいっ、ちょっと待てよっ」
「お前、それ俺のだろ」
男子高校生かな?
自転車に乗って3人で左から右へ走っていった。