音のない世界 ~もう戻らないこの瞬間~
もちろんストローは二本もらった。
「どうして“二本”なんだよっ」
涼しい店内から出て、ジリジリ照りつける太陽のしたに逆戻り。
自転車のカゴにはさっき買ったアイスとかが入っている。
「あたしの分といっくんの分。
あたし一人で飲んじゃ悪いからね、いっくんにも半分分けてあげる」
「そりゃ、どーも。
よしっ、後ろ乗れ」
そしてあたしはまたいっくんの後ろへ。
いっくんは制服を着ているみたいだけど……
学校帰りにわざわざあたしの家に来たの?
あたしは着替えるのがめんどくさくて制服だけど……
いっくんはどうして何だろう。
それより、あたしに何か用事でもあったのかな?
まさか……
アイスを買う為だけにあたしを呼んだとか?
……… そんな小学生見たいな事やらないか。
「どうして“二本”なんだよっ」
涼しい店内から出て、ジリジリ照りつける太陽のしたに逆戻り。
自転車のカゴにはさっき買ったアイスとかが入っている。
「あたしの分といっくんの分。
あたし一人で飲んじゃ悪いからね、いっくんにも半分分けてあげる」
「そりゃ、どーも。
よしっ、後ろ乗れ」
そしてあたしはまたいっくんの後ろへ。
いっくんは制服を着ているみたいだけど……
学校帰りにわざわざあたしの家に来たの?
あたしは着替えるのがめんどくさくて制服だけど……
いっくんはどうして何だろう。
それより、あたしに何か用事でもあったのかな?
まさか……
アイスを買う為だけにあたしを呼んだとか?
……… そんな小学生見たいな事やらないか。