音のない世界 ~もう戻らないこの瞬間~
キミの不安
「まお、リカ。
今日は桐谷の奢りだから、いっぱい食べていいよー」
「陽太くん、ありがとう」
バスケ部の新人戦が終わり、やっと。
優ちゃんと陽太くんに時間が出来たみたい。
そこで!
「みんなには迷惑掛けたからそのお礼に、ね」
この間の二人のお詫び…… と、言うことで。
ケーキ屋さんにやって来た。
それも!
優ちゃんと前に約束した新しくできたケーキ屋さんなんだ。
ずっと行きたかったケーキ屋さんだから。
どうしよう…… 全部、美味しそうに見えちゃう。
ガラスケースに入っているケーキが輝いて見える。
「まおは何にする?」
「うーん」
桃かイチゴか……
どっちも、捨てがたいんだよな。
イチゴも好きだけど、桃は今が旬だからな。
「“桃”にしとけば?」
「いっくん!」
ビックリしたー。
急に後ろから現れるんだもん。
何か一言言ってから声をかけてくれればいいのに。
今日は桐谷の奢りだから、いっぱい食べていいよー」
「陽太くん、ありがとう」
バスケ部の新人戦が終わり、やっと。
優ちゃんと陽太くんに時間が出来たみたい。
そこで!
「みんなには迷惑掛けたからそのお礼に、ね」
この間の二人のお詫び…… と、言うことで。
ケーキ屋さんにやって来た。
それも!
優ちゃんと前に約束した新しくできたケーキ屋さんなんだ。
ずっと行きたかったケーキ屋さんだから。
どうしよう…… 全部、美味しそうに見えちゃう。
ガラスケースに入っているケーキが輝いて見える。
「まおは何にする?」
「うーん」
桃かイチゴか……
どっちも、捨てがたいんだよな。
イチゴも好きだけど、桃は今が旬だからな。
「“桃”にしとけば?」
「いっくん!」
ビックリしたー。
急に後ろから現れるんだもん。
何か一言言ってから声をかけてくれればいいのに。