アタシだけって…そんな言葉もういらない
第一章 新たなスタート
アタシの記憶… 

すべて消えてしまえばいいのに… 


アタシゎ埼玉県のとある中学校に通うシォリ。 

ごく普通な女の子。 

スタイルがいいわけでも、特別可愛いわけでもない。
今、この頃の写真を見ると恥ずかしくなる。 

アタシゎこの学校に転校生として入学した。中学校ゎ小学校の延長。だから、周りの子ゎ仲良く話をしている。
アタシに友達出来るかな? 
不安と期待で胸がいっぱいだった。 

そんな時、後ろの席の子が話かけてきてくれたんだ。名前ゎ千晶。めがねをかけていて、髪の毛ゎショート。普通な感じの子。

「何処の学校だったの?」

「アタシゎ、引っ越してきたからここらへんぢゃないんだ。」

「えっ、そーなんだ!ぢゃあ、何処から引っ越してきたの?」

「札幌だょ!」

「えぇッッ?!北海道?!すごぉーい!!ぢゃあさ、牛飼ってたの?!毎日蟹食べてた??」

千晶が驚いている以上に、アタシが千晶がした質問に驚いた。 そんな珍しい??なんて思いながら、たくさん話したんだ。

それからというもの、席が前後という事もあってすぐに仲良くなったんだ。 

これからの学校生活が楽しみだった。 

これから待ち受けている痛みも知らずに…
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