addiction-00
「姫。如何したの?笑顔が変だけど」
「何だか、苦しいんですよ。彗」
姫は胸を押さえています
そして、彗はそれが何か判ってしまいました
自分もそれと同じものになっているからです
それは、恋
姫は誰かに恋をしました
でも、それが誰かが判りません
人魚達は話し合いをしました
「誰が姫の心をつかんだんだ」
「それが判れば苦労はしない」
「一体、誰が…」
悩むが答えは出てきません
いや、出るわけがないのでした