夢を現実にする方法

なんだろう、それ。

私はなぜかそれに反応して、その２人に対して書き込みを続けた。

『＞ゆり、海斗さん
　それ、詳細をお願いします』

すると反応したのはその２人ではなく、別の人だった。

『その２人ってわけじゃないけど知ってる事を出す。
　何かの言葉で検索して、それでどっかのページを開くんだよな。
　曖昧と言うか適当だな。うん。

　その夢を現実にする方法は、確かどっかで代償があるとかなんとか。
　ただ、見つけた事もないし、いけたとしても一回戻ったらまたどこかに紛れるからな……。
　あ、これは友人情報。一回間違えて戻ったらいけなくなったとか。
　これくらいか、じゃ、失礼』

何かの言葉で検索して……。
本当に適当だなと、私は思う。
私は、一言お礼の言葉を書き込んだ。それから、左上に設置してある検索バーを見つめる。
最初は試しに、こういれてみた。

“夢を現実にする方法”