無防備な君に恋をする
無防備な君に恋をする
誰にだってスキだらけ
放課後の保健室。
夕陽がたれ込める中、俺は暴れるコイツの足を押さえつけた。
「……ッ痛いッ!先パイ、痛いですってばぁ……」
「動くなって」
涙を流す少女。
俺は特に取り合わない。
一々取り合ってたら、終わるモンも終わらない。
「……やだぁ……先パイ、そんなトコ触んないで下さいぃ……」
ポタポタと流れる雫。
俺はついに、限界を超えた。