妄想科学研究所【短編】
………と言う訳で、現状のままじゃ公道での使用は無理ね」

華が今日の出来事を語り終えた時、ヒロシは天井に刺さっていた。

長い話の途中で一度目を覚まし、また余計な一言を言い華にぶっ飛ばされたのだ。

ヒロシは今日だけでかなり酷い目にあっているが、いつもこうと言う訳ではない。

ドクター夫婦はヒロシの事が好きだしヒロシも夫婦の事を尊敬している。今日が特別だったのだ。

その後、ヒロシが目を覚ましてからの話し合いで、面倒なので色々考えるのは明日にしようと言う事になった。


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