妄想科学研究所【短編】
「あのーさっき『我々』とか言ってましたけど、しでかしたのは華さん一人だと思うんですけど…」
ヒロシが言い終わる前に華は立ち上がり、右手を伸ばした姿勢で左足を軸にクルリと一回転。
バギョ!
脅威の威力を誇る『裏拳』がヒロシの顎に炸裂!
白目を剥いてヒロシは膝から崩れ落ちた。
「ひどいわ!私があんなにツラい目にあって、それでも一生懸命頑張ったのに!」
両手を広げて自分は被害者であるとドクターにアピールする。
ちなみにヒロシへの弁明ではない。
華は自分が被害者である事をちっとも疑ってないからだ。
ヒロシが言い終わる前に華は立ち上がり、右手を伸ばした姿勢で左足を軸にクルリと一回転。
バギョ!
脅威の威力を誇る『裏拳』がヒロシの顎に炸裂!
白目を剥いてヒロシは膝から崩れ落ちた。
「ひどいわ!私があんなにツラい目にあって、それでも一生懸命頑張ったのに!」
両手を広げて自分は被害者であるとドクターにアピールする。
ちなみにヒロシへの弁明ではない。
華は自分が被害者である事をちっとも疑ってないからだ。