リーフのつばさにラヴレター
俺達の仲間で、橘 伸太郎つうやつが、映像が趣味で体育祭の日ハンディコンパクトカメラを持って撮っていて、それを部屋のテレビに繋げ昨日のことを笑って観ていた。
まぁ、あの魔の借り物競争もしっかり写っていてボー然と突っ立っている俺はすごく間抜けだった。
しかもしっかりと先生を探している姿まで写ってやがる。ビデオの中の声も『爽、何探してんのかな?』と誰かが言っている。早く過ぎないかとバレそうでひやひやしていると、
「爽さぁ、何であんなに悩んでたんだよ?いねぇならすぐに橋田に行けばいいのにさ」
「まさか好きなやついんのかよ?!」
「いねぇよ、いねーか、迷ったんだよ!!」
バックンバックン……ばれねーよな……
体育祭は勝手に流れていき、間を置いて橋田が、
まぁ、あの魔の借り物競争もしっかり写っていてボー然と突っ立っている俺はすごく間抜けだった。
しかもしっかりと先生を探している姿まで写ってやがる。ビデオの中の声も『爽、何探してんのかな?』と誰かが言っている。早く過ぎないかとバレそうでひやひやしていると、
「爽さぁ、何であんなに悩んでたんだよ?いねぇならすぐに橋田に行けばいいのにさ」
「まさか好きなやついんのかよ?!」
「いねぇよ、いねーか、迷ったんだよ!!」
バックンバックン……ばれねーよな……
体育祭は勝手に流れていき、間を置いて橋田が、