リーフのつばさにラヴレター
ストンと芝生の上に座ってしばし沈黙がある。




それに対かねて俺は袋の中にいつもは持っていないものを思い出し、ガザガザと出しながら話しかけた。




「先生、チョコ食べますか?」




と、言って素早く、輝かしい瞳をしながらこっちを向いた。




「ありがとう!食べるー!」



「……チョコ好きなんすか?」



「テンション上がるくらい好き!」




……言われてみたい。むしろチョコになろうか?少し本気で思う。




< 125 / 293 >

この作品をシェア

pagetop