リーフのつばさにラヴレター
朝、待ち合わせた駅に着いた俺たちは違う時間差の電車に乗るため電車から降りる。
電車の出入口で、
「今日はありがとうございました。 荷物忘れないようにしてください。 意外に重いですから」
「大丈夫。これでも力強いから。 それに私が連れ回したんだから、こちらこそありがとう」
と、にっこりと笑い合う。
その時、閉まる合図の音楽が流れて俺は一歩下がってまたお礼をする。
「本当にありがとうございました。 嬉しかったっす」
と、閉まる直前、先生が
『あっ!』
て、顔をしたと思ったら、
「これ、あげる」
一歩外に出てポケットから俺の右手に小さな包みを渡した。
その勢いでまた電車に戻ったと思ったらガシャンと扉が閉まる。
電車の出入口で、
「今日はありがとうございました。 荷物忘れないようにしてください。 意外に重いですから」
「大丈夫。これでも力強いから。 それに私が連れ回したんだから、こちらこそありがとう」
と、にっこりと笑い合う。
その時、閉まる合図の音楽が流れて俺は一歩下がってまたお礼をする。
「本当にありがとうございました。 嬉しかったっす」
と、閉まる直前、先生が
『あっ!』
て、顔をしたと思ったら、
「これ、あげる」
一歩外に出てポケットから俺の右手に小さな包みを渡した。
その勢いでまた電車に戻ったと思ったらガシャンと扉が閉まる。