リーフのつばさにラヴレター
河野は胸から切り替えしの薄水色のワンピースで前にカラオケ屋で話した時の感じではない服だった。




彼女は学校にいるより少しあがっていて、でも男からみて可愛かった。




でもどうしても先生を思い出してしまう。
この間出掛けたばっかりだからか、重ねてしまう……入れ換えてしまう……俺って最低。





河野の足がふと止まる。

また歩きだす。

また止まる。






「……中入る?」





「えっ?!」





「見たそうだから」





「……いいの?」





「ぶっ! クッ、クッ、クッ……いいよ」





「ありがと……ななんで笑うの?」





「わかりやすかったからさ。 何度も足が止まってる。 いいんだけどね」





「えっ?! 無意識だった」





「じゃあ、入ろう」






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