リーフのつばさにラヴレター
次の日





「新ぁー」





「ん゛ー?」





アンドーナツをかじりながら、可愛く振り向く。






「この間のことで話があんだけど、いいか?」





「んー」





手の平をこっちにみせ、待てとの合図。





「んあ゛。 あぁいいよ」





「昼休みで、いいいっい゛っぐしゅんっ!」





「いいけど、大丈夫か?」




「あぁとりあえず。じゃあ、よろしく」






「わかった」






アンドーナツの砂糖が口の回りについているのを荒く拭き取りながら言っていた。




今日は先生から宣言されていた。
裏庭には行かないと。先生達の会議とやらで出なくてはいけないそう。





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