リーフのつばさにラヴレター
俺は、自分のクラス向かいながら考えていた。

でも自分のことじゃないので途中やめた。


どうこう言ったってしょうがないし、とりあえず、爽が倒れた辺りから話してやろうと、教室のドアをガラガラと開けた……。







〜改めて保健室へ〜




目を開けると、ドキ-ッと胸の辺りがキュウと締め付けられた。
頭が痛いのが一瞬わからなかった。






「……なんで? つーかここ……どこ?」






寝ぼけているねか、俺はタメ口になっていたのも気づかなかった。






「保健室。 佐東くんといたときに倒れたんだよ」





「先生は?」





「私は……たまたま通りかかったの」





「……そう」






ふぅと、長いため息をはいて自分がどこまで覚えているかを思い出してみた。





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