リーフのつばさにラヴレター
「運んでくれたのは、新ですか?」





「うん……」





「へっ?」





「ううん、何も言ってない」






そういう先生を見つつ、起き上がりながら胸の辺りをさすったら、ス-ス-する。

あれ?シャツのボタンがほとんど開いていた。





先生がその動作に気づいて、






「あ、それ、私が開けました。 熱を計りたかったからごめんね。 そんなに嫌だった?」






一瞬にして動揺が隠せず、





「いやっ! そんなことはありません!」






やたら大きい声だったと思う。

先生は目を真ん丸にしてから、ぷっーと吹き出した。





「それだこ元気なら大丈夫ね」





「……はい……ちなみに何度ありました?」





「37.9度」





……結構あんな……。





じゃなくて!
先生に!先生に!

ぬぬぬ脱がされたぁぁぁぁぁ!

やべぇ、おぼえてないけどエロの温もりがぁぁぁあ……まじでヤバい!






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