リーフのつばさにラヴレター
ガラッと保健室のドアが開く。






「あ、起きてるわね」







佐々木先生が入ってきた。
その後ろから見たことのある影が見えた。




先生だ。






「芽水先生、大丈夫みたいですよ」




横から顔を出し、






「ホントですか? あぁ、おはよう。 どう、気分は?」





「はい、大分いいです。 頭は痛いですけど、大丈夫です」





「そっ」






先生はあきらかにホッとした顔をした。





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