リーフのつばさにラヴレター
今日の先生はまた可愛かった。


わざと、洗いかかった古着風の赤い襟なしシャツ長袖ワンピースを肘までまくって、インディゴブルーのスキニーデニムを下に履いていた。


おでこがキレイに見えるように髪は無造作に後ろ一本に縛っていた。



短かかった髪がいつの間にか伸びていた。
髪飾りもしている。

ヘアゴムだろうか……それにしても、あの一瞬で見た俺もすごい。


今は直視できないほど、近くにいて俺は斜め前を見つめていた。




なんとか気持ちを切り替え、俺はチラッと横目で先生をみながら、






「……い……きましたね……」






< 215 / 293 >

この作品をシェア

pagetop