リーフのつばさにラヴレター
何かが発進
俺はあれからあまり裏庭には行かなくなっていた。
要するに先生とあまり話さなくなった。
時には廊下ですれ違えば話したりもしたが、他の先生と接する感じと変わらず、一緒に出掛けたあの日が嘘のようだった。
あんなに頻繁に顔を合わせていたら、あとで痛い目に合う。今だってこんなに苦しく、気持ちを上げ下げされ、会えば嬉しいけれど、先がなく答えがもうそこに落ちていることがわかっている。
今の高三の俺が大変なことになる。
種を植えても陰の下(もと)、けして芽はでない。
でも、会いたい。
要するに先生とあまり話さなくなった。
時には廊下ですれ違えば話したりもしたが、他の先生と接する感じと変わらず、一緒に出掛けたあの日が嘘のようだった。
あんなに頻繁に顔を合わせていたら、あとで痛い目に合う。今だってこんなに苦しく、気持ちを上げ下げされ、会えば嬉しいけれど、先がなく答えがもうそこに落ちていることがわかっている。
今の高三の俺が大変なことになる。
種を植えても陰の下(もと)、けして芽はでない。
でも、会いたい。