リーフのつばさにラヴレター
「その自覚ない所がね。 前にも言ったけどさ、お前は気付かないだけでかなり好きだったやつとかいたと思うぞ。 興味がなかったら全くわからねぇんだからなぁ」




「うっせ」




「あ、いいんだぁ? そういう態度して」




「何?」




「おっ、いい食いつき」




「芽水先生があれから“倉本くん大丈夫?”って。 さっき、聞かれた。 最近昼休み居ると思ったら、会ってなかったんだな。 さっきのため息もそうだろ?」





新はここだけ少し小さめな声で話した。





「あぁ、うん」




「なんでまた?」




「まぁやっぱり諦めないと……俺だって彼女ほしいし」






無理にニヤッとバレない様に笑った。




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