リーフのつばさにラヴレター
人数は少なく五人のうち、三人は同じ地区で大丈夫とのこと。一人はクラスの春日が送って、俺は河野を送ることとなった。


女子三人と春日組はもう一つ先の駅らしく、俺達は河野の最寄り駅で降りた。






……なぜか河野が喋らない。



てくてくと歩く音や体を揺らして鞄に擦れる音だけがやたらに響いた。






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