リーフのつばさにラヴレター
今日は昼飯も体育館の二階にいる。




こんなんでまず受験が大丈夫かと自分さえ、思ってきていた。
そんなことを言いつつもあれから俺は単位形式のカメラ学校に通い始め、普通にとるぶんには解りはじめてきていた。




先生が知ったらどう思うだろう……







「倉本くん」





想い過ぎて幻聴が聴こえる。
久しぶりに心地よい声だな……






「倉本く〜ん! 三年三組の倉本爽くん!」






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