リーフのつばさにラヴレター
はっ!と目を開け、幻聴じゃないと下を覗いたら本物の先生が見えた。





「これからバスケやるんだけど、人数足りないから入らない? 私も連れてこられたくちだからさ」





少し迷ったけど、





「……いいですよ」





あれから久しぶりにちゃんと顔を見た気がした。

髪が伸びていたが先生はどこも変わってなく、俺に接する。




ムカつくぐらいに。



下に降りたら二年生が五・六人、多分美術部の子が一人にその友達らが男女三人がいた。





「一人多くないですか?」



「だから呼んで6対6でやろうと思っていたの。 ね?」





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