リーフのつばさにラヴレター
昼休みぶっ続けでやったバスケはこれから冬に入っていくのに汗だくになりながらルールそっちのけで楽しかった。
今更ながら友達が増え少しめいっていたのが晴れていた。
「倉本! お前足はえじゃん。 部活入ればよかったのなっ」
「普通だよ、普通!」
右腕に張り付くYシャツで汗を拭いながら言った。
俺より先生だった。
足が速いだけではなく、バスケも上手かった。
今日に限って珍しく切りっぱなしの膝丈のデニムに七分丈のレギンス、柄のついた少しクシュクシュした靴下を履いている。
中に薄めのグレー色のTシャツに上に揺ったりとした変わった半袖の白の刺繍シャツを着ていた。
髪はまた緩く下の方に結ってある。
より動きやすそうな格好であった為か、先生は風のようにすり抜けていく。
そのたび、先生の匂いがかすって、また美術室のことを何度も思い出してしまっていた。
今更ながら友達が増え少しめいっていたのが晴れていた。
「倉本! お前足はえじゃん。 部活入ればよかったのなっ」
「普通だよ、普通!」
右腕に張り付くYシャツで汗を拭いながら言った。
俺より先生だった。
足が速いだけではなく、バスケも上手かった。
今日に限って珍しく切りっぱなしの膝丈のデニムに七分丈のレギンス、柄のついた少しクシュクシュした靴下を履いている。
中に薄めのグレー色のTシャツに上に揺ったりとした変わった半袖の白の刺繍シャツを着ていた。
髪はまた緩く下の方に結ってある。
より動きやすそうな格好であった為か、先生は風のようにすり抜けていく。
そのたび、先生の匂いがかすって、また美術室のことを何度も思い出してしまっていた。