リーフのつばさにラヴレター
俺の推薦枠が決まり試験が作文と標準の三教科目で仕上げていこうと決めた頃、ようやく河野と話すことが出来た。





「久しぶりだね、話すのは」




「あぁうん……あのさ、ごっ」




「……謝らないで!」




「謝られると、事故になっちゃうから。 過ちって思って欲しくない」






泣いているのかと思って覗くと泣いてはいなかったが、顔が果てしなく笑っていなかった。





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