リーフのつばさにラヴレター
「あの時だけでも私を想っていてくれた倉本くんを大切にしたいから。 謝らないで! それに……この間気付いたの。 倉本くんの好きな人って、そのお先生じゃない?」
「!」
「あっ、図星だって顔してる」
「……でも言おう思ってた……、俺、先生がすきなんだ」
言った瞬間、ああそうなんだと客観的に思った。
河野はふーとため息をして、
「じゃダメだね。 私にその話をするってことはさっ」
「……」
「そっか。 あ〜あ、振られちゃった」
河野は手すりに両手を伸ばしながら掴まり、体重を手すりにかけながら、後ろにのけ反っていた。
「!」
「あっ、図星だって顔してる」
「……でも言おう思ってた……、俺、先生がすきなんだ」
言った瞬間、ああそうなんだと客観的に思った。
河野はふーとため息をして、
「じゃダメだね。 私にその話をするってことはさっ」
「……」
「そっか。 あ〜あ、振られちゃった」
河野は手すりに両手を伸ばしながら掴まり、体重を手すりにかけながら、後ろにのけ反っていた。