リーフのつばさにラヴレター
「……ごめんね、少し……少しだけ抱きしめさせて」





びっくりして、ピキ-ンッと身体が硬直し、固まった手をどこにしまえばいいのか分からず、ゆっくりと手を地面に引っ張らるように下ろしていった。



この気持ちが届かないことを一番理解できるのは俺であり、河野でもあった。

凄く切なくなり、思わず頭を撫でていた。







それにしても……


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