リーフのつばさにラヴレター
破天荒でバッサリとしてかっこいいって言われる先生。

俺の前では少しだけ気が緩んでかわいい先生。

いきなり子供のような無邪気に笑う先生。

実は淋(さび)しがり屋ででも大切なものは綿でくるむように話す先生。

浮き世離れしているようでしていなく、意外に足が速かったりする先生。

自分を守るようなことは言わず、回りくどいことをして他人を守る先生。



こんな、そんな、先生が好きだ!と、叫びたくなった。



いざ言うとなると言えないもので、食堂事件の生徒はすげぇなぁと感心さえしてしまっていた。



黙っていると、





「カメラやり始めたんだね」





上から降ってきた。





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