リーフのつばさにラヴレター
文化祭二日目
二日目。
俺は昨日のことが頭から離れない上に、ちゃんと眠れずまた朝一番に学校に来てしまっていた。
これじゃ、いくらなんでも辛いだろうと電車の中で思っていたらその電車に揺られたせいで、眠気が襲ってきた。
学校に着いた俺は少し休ませてもらおうと着いた早々保健室のドアをノックする。
ちょうど、保健室を出ようとしていた保健医の先生が少し慌てたようにしていて、俺を見るなり
『勝手にしていいから、学年とクラスと名前を書いてね〜』
と去って行ってしまった。
後で聞かれるか、自分から言えばいいだろうと思い、保健室を入って記入紙に書こうとしたら、気配がした。
今一番会いたくなかったのにと思いながら、俺はドキーッと、心臓が高鳴る。
「どうしたんですか?」
「どうしたの?」
が重なる。
ふっ、と朝から先生の笑顔をみれたと思いながら先生が、先に
「朝からどうしたの?」
と聞いてきた。
「寝不足でベット借りようかと思って…先生は?」
「私は、朝肘をぶつけて痛いなぁと思ってたら擦りむいて血が出ててさ、絆創膏だけ貰いにきたら、ちゃんと消毒までされた。 佐々木先生はなんだか急用が出来たみたいであとは自分でやってたの。 倉本くんは寝不足ってどうしたの?」
……言えるわけない!
ましてや、告白しちゃったんじゃないかとこっちはヒヤヒヤしてたのに、された本人は全く気付いていない上に、まさかその本人に寝不足の原因を聞かれるなんて。
俺は昨日のことが頭から離れない上に、ちゃんと眠れずまた朝一番に学校に来てしまっていた。
これじゃ、いくらなんでも辛いだろうと電車の中で思っていたらその電車に揺られたせいで、眠気が襲ってきた。
学校に着いた俺は少し休ませてもらおうと着いた早々保健室のドアをノックする。
ちょうど、保健室を出ようとしていた保健医の先生が少し慌てたようにしていて、俺を見るなり
『勝手にしていいから、学年とクラスと名前を書いてね〜』
と去って行ってしまった。
後で聞かれるか、自分から言えばいいだろうと思い、保健室を入って記入紙に書こうとしたら、気配がした。
今一番会いたくなかったのにと思いながら、俺はドキーッと、心臓が高鳴る。
「どうしたんですか?」
「どうしたの?」
が重なる。
ふっ、と朝から先生の笑顔をみれたと思いながら先生が、先に
「朝からどうしたの?」
と聞いてきた。
「寝不足でベット借りようかと思って…先生は?」
「私は、朝肘をぶつけて痛いなぁと思ってたら擦りむいて血が出ててさ、絆創膏だけ貰いにきたら、ちゃんと消毒までされた。 佐々木先生はなんだか急用が出来たみたいであとは自分でやってたの。 倉本くんは寝不足ってどうしたの?」
……言えるわけない!
ましてや、告白しちゃったんじゃないかとこっちはヒヤヒヤしてたのに、された本人は全く気付いていない上に、まさかその本人に寝不足の原因を聞かれるなんて。