゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
おばぁちゃん家でご飯を食べて、あたしは1人だけ上の階の部屋に引き篭もった。
窓からは海が見えて、大きな船が見えた。
『ねぇ早く早くっ!!』
『わかってるって!!』
雨で視界が悪い世界。
「っ…。」
口内から、血の味がした。
『幸輔の優しさに甘えるのもいい加減にしなよ』
『かわいそうじゃん』
千秋の声。
『あたしはちゃんと幸輔が好き。』
『由岐には絶対に負けてない自信がある』
「……………ごめんね…。幸輔…。」