゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.




『だぁーかぁーらぁーっ(笑)』

「ごめ…………はぁ」

『じゃぁな。』

「うんバイバイ」

『ん…』


受話器から笑った機械音がした。





「ありがと」

「ボロボロ(笑)」

「だって……」

「はいはい。あそこでアイス食べよう」


そぅ言って指差した先には木造でボロボロの駄菓子屋。
遠くで見たらお化け屋敷にも見えるかも(笑)


あたしとお兄ちゃんはそこでアイスを買って、食べながら帰った。
手提げ袋の中のアイスは3つ。






ねぇ、お父さん、お母さん。




今日は暑いよね。


今日は晴れたよ。


あのときとは全然違うよ。
















今日は暑いよね。


アイス、……食べようね……。


















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