゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.




「由岐。」

「…………それ…、……消えないんでしょ…?」

「……ぅん。」


だっあたらそんなのもぅ見たくない。
出さないでよ。
あたしも忘れてたけど、…見たくなかった。



「でもな、由岐。俺はこいつが消えるとしても俺は消さない。」

「……。」

「事故があったのも、母さん達が死んだのも現実だ」

「……。」

「コイツがあると俺の意思は揺るがないから……。」

「……。」

「コイツがあるから俺は頑張れる。」

「………。」










「なぁ由岐……。」

お兄ちゃんが全てを言い終わって1分ぐらいしてから、またお兄ちゃんが話し掛けてきた。


「もぅそろそろ、…受け止めろよ」

「受けっ…止め、てる…よっ……」


「違っ、う…の………。」






「今の…あた、しが…嫌でっ、…嫌いなのっ……」







あたしはあの時から罪悪感の塊になったんだ。







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