゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
水色やねずみ色でほとんど統一された内装。
矢印のある方向へと歩きだす。
するとパッと見行き止まりに思えたけど、右に通路があった。
「見て見てっウニとヒトデ!!」
「本当だ俺初めて生で見た!!」
「あたしもっ!!」
由岐はウニとヒトデに少し夢中だった。
「痛くないのかな?」
「ヒトデって動くのかな?」
と積極的に触ってた。
そろりそろりと由岐の背後に回る。
「わっ!!」
「きゃぁぁっ!!!!」
由岐の叫び声が響く。
由岐はくるりと後ろを振り向く。