゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
笑っていた将くんは「よく言った!!」って微笑んであたしの頭を優しく撫でた。
「そー言えば、幸輔には会わないの?」
「なっ///将くんっ何言ってっ!!」
「誰?幸輔って」
「由岐の彼氏」
「へぇ…」
ってニヤッとお兄ちゃんは笑った。
「もぅ!!将くん!!」
「へぇよかったじゃん由岐。」
「…………ぅん」
そぅ…だよね。
将くんも、お兄ちゃんも、本当のこと、知らないんだよね。
あたしが、
幸輔を利用してたって事。
それは、あたしだけの秘密。
「由岐?」
「あっううんっ!!あたし宿題するね!!」
あたしは、秘密しかない。
あたしは、部屋に戻ってベッドに寝転んだ。
幸輔…
幸輔ぇ…。
許さなくて、…いいよ。