゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
「スゲー!!」
「でしょ?」
そこには真っ暗なエスカレーター。
壁も黒に塗られていて、所々にある穴から魚たちが覗いている。
「スゲー……」
エスカレーターは思ってたより短く、エスカレーターが終わったときにはもっと見てたいと思った。
「幸輔っ(笑)」
「え?」
足元には小さな男の子。
「?」
「邪魔になってる(笑)」
上を見るとその男の子の両親らしい人が笑いながら俺を見ていた。
「すっすみませんっ;;」
慌てて移動すると隣で笑い声がした。
「?」
「後でまた乗ろうね(笑)」
なんて笑いながら言う由岐。