゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.




「あ、今週の夜空けててね?」

「はぃ…」

「何かあるんですか?」




「じゃぁーんっ!!」

そぅ言ってチケットを見せた旦那。

「Dear家族招待券??」

「そ、せっかくだから今度一緒にご飯食べよって思ってね!!」

「いいんですか!!??」


食いついてきたのは由岐ちゃん。
Dear好きなのかな?
有名だしね。
それに安いし美味しいし、内装もいいし。


瞬くんは――…


「あっやっぱりいいですっ!!」

「え?」

いきなり断ったのは由岐ちゃん。

「どうしたの??」

「やっぱり……いいです。3人で…どうぞ」


“3人”…ねぇ。
なるほど。


「いいのよ?お金の事は―…」

「ぃえっそんなんじゃなくて―…;;」

「じゃぁ何?」

「……。」

ついつい苛めたくなっちゃった。


「何でも無いです……。」

たぶん今の由岐ちゃんは自分の事馬鹿って言ってるんじゃないかな。
そんな所もかわいいけど(笑)


「だからさっ瞬くんも由岐ちゃんも行こっ!!」

「俺も一緒に食いたい!!」

「僕も食べたいな。」

そぅ言う旦那。
ナイス!!





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