゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.




瞬くんから電話があったのは、それから1時間くらい後だった。



あたしが大丈夫だったの!!??

と言うと瞬くんは元気のない声で答えた。




いなくなった由岐ちゃんの所には、たまたま将也がいたから何もなかったらしい。


由岐ちゃんが寝たとき、あたしは将也と瞬くんをリビングに呼んだ。

そして今日のことを訊いた。


主に喋ったのは将也。

瞬くんは後から合流したらしいから。



由岐ちゃんは、瞬くんとの待ち合わせ場所に行こうとしたとき、交通事故を目撃したらしい。

由岐ちゃんはその事故を見てあの両親の事故を思い出した動けなくなった。

そのときにたまたま大学から帰ってきたときに由岐ちゃんを見つけて、瞬くんが来るまで一緒にいて、慰めていたらしい。



由岐ちゃんの傷は、まだ癒えない。





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