゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.




それから、いろんな事があった。


ご近所さんがか言われるようになったし、


当たり前だけど生活費も高くなった。


でも、その分瞬くんが働いてくれた。

あたしは断ったけど、少しもらう事になった。


これは、当たり前の事だからって。


瞬くんがそぅ言った。











由岐ちゃんの誕生日には袋を買った。

由岐ちゃんの私服を見てあたしが予想を立てて買ったものだったけど、由岐ちゃんは本当にオーバーってぐらいに喜んでくれた。

瞬くんには…服を買った。

前に将也が言ってた服を買った。
意外にも安くて、買い時だった。

将也には…ケーキ。



クリスマスにも一緒にご飯を食べに行った。

もちろん初めて食べに行ったDearに―…



美味しく食べて、由岐ちゃんも瞬くんも、笑顔になった。


そのとき、由岐ちゃんは何かと傷ついて、


瞬くんも傷ついてたんだ。








あたしは、腹を痛めて産んだ子供じゃない子と住んでいます。


でも、あたしはこの子達を宝物だって思う。


あたしは、この子達から光沢がでるように、きちんとしっかり磨いていこう。



ねぇ紗結子

あたしは、あの子達に彼方の話をして笑えるようにしたいよ。


ねぇ紗結子…

あたしね……今、あなたが笑ってる気がするよ。





ずっとずっと後のことだと思うけど、


  あたしや由岐ちゃんや瞬くんが
     
      逝くのを待っててね。





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