゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.




2日なんてものは、予想以上に早い物で、

あっという間にあたしの誕生日になってしまった。




でも、あたしはまだ、幸輔には会っていない。


この前デートした2日前からずっと幸輔はバイト。

しかも1日中…。

幸輔は1日中を3日間するシフトを組んでしまったらしい。


友達は「何で由岐の誕生日にバイト入れるのよ!!??」なんて怒ってたけど、あたしは怒っていない。

だって、幸輔はとっくのとうにあたしに謝ってくれたし。

それに今日は夜に会うし、明日はほぼ1日デートだし…。

だからあたしは怒ったりしないよ。












「由岐ちゃん。今日はデートしないの??」


1階に普段着でいたら美里さんに話し掛けられた。

この前あたしが熱をひいたときに幸輔と会ったらしくて、あたしに彼氏がいる事を知っていた。

それに将くんが話していたらしい…。


「あっぁの…今日は……///」

「へぇそぅなんだ!!」

って言ってる美里さんはあたしを見てニヤニヤが我慢できないみたいで、顔が凄い歪み方をしていた。






「じゃぁさ!!一緒に買い物行かない??その…いろいろ困らない…??」

美里さんは小さな声で、「下着…」と遠慮がちに言った。


でも、あたしは先に約束してるんだけどなぁ…。




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