゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.




幸輔にもらったケーキを持って、

片手は罪悪感があるけど

手を繋いで、

近くの公園まで歩き出した。








「今日、

こんな時間しか会えなくてごめんな?」



そんなの、

関係無いよ…。


会ってくれたんだから…。


こぅやって、

会って祝ってくれたんだから。





あたしが少しだけ握る力を強くしたら、

同じ分だけ強くする幸輔が、

愛しく思える。




あたしが笑うと、

本当に嬉しそうにする幸輔が、

愛しく思える。




そぅ思うと、

このまま隠しとおしたい。

って思う自分と、



やっぱり嘘を全部言って、

本当のあたしを知ってもらいたい

って思う自分がいる。






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