゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
「ねぇ幸輔」
「ん?」
「ケーキ、見てもいい??」
「ちょっと待って;;
俺ちょっと確認したい。」
「何で?」
「だってケーキ渡すの
由岐が初めてだから自信無い;;」
「いいよ。
幸輔が作った。
っていうのが大事なんだから」
「ありがと、
でも本当に恐いから見せて?」
「もーわかったよ。」
そぅ言って持っていた白い箱を
幸輔に渡した。
「よし!!
ずれてない!!」
「見せて見せて!!」
「はい」
幸輔があたしに見せたケーキは、
小さな1人用のホールケーキが1つ。
その横には、Dearのケーキが4つ。
ホールケーキには、
HAPPYBIRTHDAY YUKI
ってチョコペンで書いてあって、
チョコカードの隣には
苺の上に少しだけチョコをかけている苺が
全部で3つ乗っている。
横から少しだけ苺と何かが見える。
何だかかわいいケーキ。