゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.




幸輔は、

こんなにもあたしの事を思っていて、

あたしは幸輔の事、

………利用、…してて……



本当に最低だ…。

最低最悪。




ごめんね…?

幸輔…。




こんな事、

幸輔に言いたくない。

いつの間にか普通にしてて、

隠し通せば、……

……あたしも、幸輔も、

傷ついたりしない。



ってそんな事、嘘なの。

本当は隠したいだけ。

言い様に隠したいだけ。



本当は言いたい。

言って本当のあたしを、

あたしの全部を知って欲しい。


でも、…

恐いの。



幸輔が離れていきそうで、

幸輔ともぅ…
一緒にいれないとか、

笑ってくれないとか、

優しくしてくれないとか、

そんな些細な事が、

もぅ2度とないと思ったら

あたしは動けなくなる…。






< 186 / 203 >

この作品をシェア

pagetop