゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
「ぅえっ……」
「ちょっ由岐っ…泣くなって!!」
泣いているあたしに、
幸輔はおもいっきり慌てて
あたしの頭を撫でながら
顔を覗こうとする。
「こっ・・ぅすけぇ…」
「はいっ」
少し慌てた声で返事をする。
「…………ごめんなさぃ…」
静かな公園に、
あたしの声が
響いたように思えた。
「ごめんなさいって…?」
幸輔の声が、
優しく聞える。
そんなに優しくしないで…
あたしは、
最低な女なんだから…。