゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
泣きすぎてグルグルして
わかんない。
奈良良いよ…??
あたし、
奈良行った事無いからわかんないよ…。
鹿がいっぱいいるのかな…?
「由岐、
違う事考えてるだろ」
顔を上げると、
ブスッとした顔をした幸輔がいた。
初めて見た顔にキュンとした。
「…ぇ…??」
「ほら。
だから、許すって事。」
幸輔が呆れて言った。
「何…で??」
「許してほしくなかった??」
「っ…ううんッッ!!」
必死に顔を横に振って答えると、
いつもの幸輔の笑顔があった。