゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
『大丈夫』
って…。
何だか我慢してるみたいで、
何だか嫌。
「許して、…くれるの…??」
「言ったじゃん」
「まだ……っ付き合っててくれるの??」
「勿論。」
嬉しくて、
幸輔が優しすぎて、
泣けた。
幸輔の胸にしがみ付いて泣いた。
幸輔は腕の力をもっと強くして、
あたしを包むように抱きしめてくれて、
優しくあたしの頭を撫でる
幸輔の厚い掌が、
もの凄く安心する物だった。
「由岐…?」
「…何…?」
「今でも…事故の事は思い出す…?」
「…ぅ、ん…」
震える声で言うと、
幸輔は優しく撫でる……。
「そっか……、
恐いよな。
今まで訊かなくてごめん。
由岐は不安だったのにな…。」
何で幸輔が謝るの??
謝る必要無いじゃん…。