゚+.*優し過ぎる君に幸せを.*゚+.
「幸輔が謝る事じゃないよ…。」
「でも由岐は不安なんだろ??」
「………。」
何でこんなにも幸輔は優しいんだろう。
彼女のあたしは幸せ者だぁ。
「バイトの時は無理だけど、
恐くなったら電話とかメールして?
話なら聞けるし、
会いたくなったら会いに行ける。」
抱きしめられてるだけじゃぁ、
あたしだけ幸せな感じがして、
そんなの不公平だとか思ったけど、
何だか胸の奥から、
『幸輔を抱きしめたい』
って思って
畳んでいた腕を伸ばして、
幸輔の首に絡めた。
「由岐……?」
「幸輔……
ありがとぅ……。
大好き。」
そぅ言って抱きしめていた
腕の力を強めてもっとひっついた。
あたしがそぅ言うと、
幸輔も
あたしの腰と首にある腕の力を強くした。